2013年12月25日水曜日

Food Quality and Preference (2014)

以下の論文がオンラインで利用可能となりました。

Yamada, A., Fukuda, H., Samejima, K., Kiyokawa, S., Ueda, K., Noba, S., and Wanikawa, A. (2014). The effect of an analytical appreciation of colas on consumer beverage choice. Food Quality and Preference, 34, 1–4.

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0950329313002231#

2013年12月4日水曜日

「認知科学」20巻4号

髙橋麻衣子さん(日本学術振興会/東京女子大学)との共著論文が「認知科学」20巻4号に掲載されました。

髙橋麻衣子・清河幸子 (2013). 読解活動における眼球運動の役割:黙読時と音読時の比較から 認知科学, 20, 470-480.

2013年11月28日木曜日

Sound Symbolism Workshop 2013

12/13(金),14(土)に慶應義塾大学三田キャンパスで開催されるSound Symbolism Workshop 2013で,ポスター発表をします。

Kiyokawa, S. & Komatsu, T. (2013). Testing the validity of the quantifying method of the impression expressed by onomatopoeias.
 

2013年10月9日水曜日

Multisensory Research (2013)

Seno, T., Abe, K., & Kiyokawa, S. (2013). Wearing heavy iron clogs can inhibit vection. Multisensory Research, 26, 569-580.

 
 Man1 with Iron Clogs
 
 Man1 with Wooden Clogs

 
 Woman1 with Iron Clog
 
 
 Woman1 with Wooden Clogs

 
 Man2 with Iron Clogs
 
 Man2 with Wooden Clogs

 
 Woman2 with Iron Clogs
 
 Woman2 with Wooden Clogs

2013年9月17日火曜日

教育心理学年報第52集(2012年度)

教育心理学年報第52集(2012年度)に,教授・学習部門の研究動向と展望を書きました。

清河幸子 (2013). 言葉を学ぶ・言葉で学ぶ 教育心理学年報, 52, 57-63.

2013年8月26日月曜日

ピア・ラーニング

中谷素之・伊藤崇達(編)「ピア・ラーニング:学びあいの心理学」の第6章「『一人で読む』を超えて――ピアは理解をどう変えるか」を犬塚美輪さんと一緒に執筆しました。

犬塚美輪・清河幸子 (2013). 「一人で読む」を超えて――ピアは理解をどう変えるか 中谷素之・伊藤崇達(編) ピア・ラーニング:学びあいの心理学 金子書房 pp. 91-104.

http://www.kanekoshobo.co.jp/np/isbn/9784760832569/

2013年8月23日金曜日

日本認知科学会・学習と対話研究会・第49回研究会

9/15(日)に東京工科大学で開催される日本認知科学会・学習と対話研究分科会・第49回研究会で発表をします。
 
日本認知科学会・学習と対話研究会・第49回研究会

テーマ:「オノマトペから見る高次認知過程」

日時:2013年9月15日(日)13:00~16:30
場所:東京工科大学蒲田キャンパス3号館2階30210教室
      http://www.teu.ac.jp/campus/access/006644.html

企画趣旨:
認知科学、実験社会心理学の分野で思考の潜在性・顕在性が注目され、問題解
決研究でも潜在的処理の関与を報告する知見が蓄積されつつある。「認知科学」
誌上でも「高次認知過程の意識的・無意識的処理」特集が組まれたばかりだが、
そこで提出される知見の多くは、閾下刺激提示やプライミングに代表される、
刺激や情報の無自覚なインプットから高次認知の処理過程を探る試みが主であっ
た。一方、メタ認知的言語化やジェスチャ研究など、言葉や動きといったアウ
トプットからも無自覚の思考が露わになることが知られている。場合によって
は、そういった外化・言語化がその後の高次認知過程をも方向付ける場合すら
ある。今回のシンポジウムでは、捉えがたき思考を外化・明示化する一手段と
してのオノマトペに着眼する。言葉と音の狭間にあるオノマトペを聴くこと、
見ること、発することが高次認知に果たす役割、機能を議論したい。

プログラム:
13:00~13:10 企画趣旨説明:阿部慶賀(岐阜聖徳学園大学)
13:10~13:50 話題提供1:小松孝徳(明治大学)・ 清河幸子(名古屋大学)
13:50~14:30 話題提供2:岩佐和典(就実大学)
14:30~14:50 休憩
14:50~15:30 話題提供3:針生悦子(東京大学)
15:30~16:00 指定討論者コメント:谿雄祐(豊橋技術科学大学)・黒田航(杏林大学)
16:00~16:30 総合討論

参加費・参加方法:
・認知科学会員・非会員を問わず1,000円。但し、学習と対話研究会の年会費
  を事前に納入している人は無料。
・当日、会場の受付にて現金払いのみ。
・参加申し込み不要です。当日直接会場においでください。
・お問い合わせは、学習と対話研究会事務局 阿部慶賀
  (keiga.abe[at]gmail.com)にお願いします。

2013年8月7日水曜日

日本認知科学会第30回大会

9/12(木)~14(土)に玉川大学にて開催される日本認知科学会第30回大会でポスター発表を行います。

P2-5 意識的処理が洞察問題解決に及ぼす影響
安達啓晃(東京大学),清河幸子(名古屋大学大学院教育発達科学研究科),松香敏彦(千葉大学文学部)

P2-28 替え歌記憶法は有効か?
杉野かよ子(名古屋大学教育学部),清河幸子(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)

http://www.jcss.gr.jp/meetings/JCSS2013/index.html

2013年7月29日月曜日

2013 Psychonomic Society Annual Meeting

11/14(木)~17(日)に,トロントのSheraton Centre Hotelで開催されるPsychonomic SocietyのAnnual Meetingでポスター発表をします。

Adachi, H., Kiyokawa, S., & Matsuka, T. (2013). The relationship between explicit and implicit processes in insight problem solving.
 
Kiyokawa, S., & Tomatsu, T. (2013). Effect of not-A-but-B presentation on word reading learning.
 

日本心理学会第77回大会

9/19(木)~21(土)に札幌コンベンションセンターで開催される日本心理学会第77回大会でポスター発表を行います。

清河幸子・植田一博・大本義正 (2013). 言語化が嘘発見に及ぼす影響

http://www.c-linkage.co.jp/jpa2013/index.html

2013年7月17日水曜日

第3回認知科学セミナー


下記の通り,開催します。

日時:201386日(火)13:0016:30

場所教育学部2階第3講義室

講演者と概要
*深谷達史さん
(法政大学/日本学術振興会特別研究員PD
「メタ認知的モニタリングの促進オンライン・オフラインの観点から
 
有効に学習を進める上でメタ認知は重要な役割を果たしており,多くの先行研究で自身の理解状態を適切に評価するモニタリングの失敗が理解のつまずきとなっていることが指摘される。この際,学習中に行われるオンラインモニタリングと,学習の前後に行われるオフラインモニタリングという違いが想定されているものの,これらの促進方法を統合的に検討した研究はこれまでなされてこなかった。そこで,本発表では,学習中に入力された情報を積極的に符号化させる介入と,学習中に入力された情報を出力させる介入がオン・オフラインのモニタリングに及ぼす影響を検討した研究を報告する。また,これらの結果を応用する研究として,発表者が行っている大学授業の実践についても紹介し,メタ認知を育成するための教育方法に関する議論の材料としたい。


*安永和央さん
(東京大学大学院教育学研究科/日本学術振興会特別研究員PD
テストの構造的性質が能力評価に及ぼす影響」

現代の学校教育において,テストは様々な場面で重要な役割を担っている。例えば,中等教育における中間・期末テストから,高等学校や大学における入学試験,そして大規模な全国学力・学習状況調査まで,その範囲は多岐にわたる。この様なテストの多様性に反し,わが国では,多くのテスト作成が教科の専門家の知識や経験に頼らざるを得ないというのが実状である。しかしながら,経験的に作成された設問では,その信頼性や妥当性に関してテストが実施されるまで明らかにされず,適正な評価が可能であるという保証はない。適正な評価を行うためには,実際にテストを実施し,テストそのものを評価して得られた知見が必要となる。これらを踏まえ,本発表ではテストを構成する構造的性質が受検者の能力評価に及ぼす影響を実証的に検討した結果について報告する。


2013年6月26日水曜日

関西思考研究会

7/20(土)に立命館大学で開催される関西思考研究会で研究発表を行います。

関西思考研究会

日時:2013年7月20日(土) 14:30-17:30

場所:立命館大学朱雀キャンパス 2F 218教室
  (上階へ行くにはキーが必要ですので,フロアの案内人にお声がけください。
    遅れて来場される可能性がある方は,事前にご連絡ください。)
  〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1
  (JR・地下鉄「二条駅」徒歩2分,阪急「大宮駅」徒歩10分)
  ※駐輪・駐車場はありませんので,公共交通機関にてご来場ください。
  http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_suzaku_j.html

プログラム

14:30-15:30
  京屋郁子(立命館大学)
  「概念形成における情報処理-事例と要約の関係-」

  概念をどのように捉えるか,という問題については多くの立場がある。それら
  の多くは,事例情報の保持と要約情報の抽出,という二つの観点から整理する
  ことができる。本発表では,概念形成における両者の関係と働きを検討する。

16:00-17:00
  清河幸子(名古屋大学)
  「他者はいかにして発想の転換を促すか」

  他者との協同が問題解決を促すことは,多くの先行研究により示されてきてい
  る。本発表では,他者の存在あるいは他者との相互作用のどのような側面が,
  どのようにして発想の転換を促すのかについて検討した研究を紹介する。

2013年6月12日水曜日

CATKAT

6/15(土)に清泉女子大学で開催されるCATKAT研究会で研究発表を行います。

言語化が味の記憶に及ぼす影響の検討

Melcher & Schooler (1996) によって,ワインをほどほどに嗜む中級者が味を言葉で表現すると,その味に関する記憶成績が低下する言語隠蔽効果が生じることが示されている。しかし,その後に実施されたHughson &Boakes (2009) では,結果が再現されておらず,味の記憶に関する言語化の影響については,十分に明らかとなってはいない。本発表では,様々な種類の材料を用いて実施した,言語化が味の記憶に及ぼす影響を検討した実験を報告する。

http://muscat.l.chiba-u.ac.jp/catkat/

2013年6月2日日曜日

日本教育心理学会第55回総会

8/17(土)~19(月)に法政大学で開催される日本教育心理学会第55回総会で,ポスター発表を行います。

清河幸子・戸松卓弥 (2013). 誤答呈示が熟語の読みの学習に及ぼす影響

http://edupsych.jp/soukai/

CogSci2013

7/31(水)~8/3(土)にベルリンにて開催されるAnnual Meeting of the Cognitive Science Societyで発表をします。今年は残念ながらFull paperでは採択されなかったので,Member Abstractでの発表です。

Kiyokawa, S., Ohmoto, Y., & Ueda, K. (2013). Effects of verbalization on lie detection.

http://cognitivesciencesociety.org/conference2013/index.html

平成25年度大学院説明会

6/29(土)14時~16時に,名古屋大学教育学部大講義室にて,名古屋大学大学院教育発達科学研究科の大学院説明会が開催されます。

全体の説明の後に,個別の相談にも応じます。

受験を考えている方は,ぜひご参加下さい。事前予約不要,参加は無料です。

アクセス
http://psych.educa.nagoya-u.ac.jp/access.html

2013年5月16日木曜日

Perceptual Frontier Seminar

九州大学の妹尾先生にお声かけいただき,7/26(金)に九州大学で開催される Perceptual Frontier Seminar で研究発表をします。

タイトル
潜在学習における文化差の検討
Cross-cultural differences in unconscious knowledge

要旨
先行研究 (e.g. Masuda & Nisbett, 2001; Nisbett & Miyamoto, 2005) により,意識的な認知活動に文化差が見られることが指摘されてきている。それに対して,知らず知らずのうちに,環境から規則や構造に関する情報を抽出する 潜在学習においても文化差が見られるのかという点については,十分な検討がなされてきていない。本発表では,日本とUKの大学生を対象 に,GLOCAL文字列を用いた人工文法学習パラダイムで実施した実験を紹介し,潜在学習における文化差について検討する。主な結果として, (1) 潜在学習にも文化差が見られること(日本人において,より大域優位性が顕著であること),(2) その差は刺激に対する親近性だけからは説明できないこと,(3) 学習時の注意の意識的なコントロールにより,文化差は消失することが示された。

Previous studies have indicated cross-cultural differences in conscious processes, such that Asians have a global preference and Westerners a more analytical one. We investigated whether these biases also apply to unconscious knowledge. In my talk, I will report four experiments examining how cultural biases affect the type of unconscious knowledge people acquire.


http://www.recaps.design.kyushu-u.ac.jp/schedule_2013-07.html

2013年5月13日月曜日

第2回認知科学セミナー/第14回CogChu

以下の通り,開催します。

日時:2013年6月8日(土)14:00-17:30
 
場所:教育学部1階小会議室
#休日のため,玄関が閉まっています。13:50~14:00にドア係を配置しますので,なるべくその時間帯にお越し下さい。それ以外の時間帯は,掲示の案内に従って下さい。
 
講演者と概要:
*妹尾武治先生(九州大学):「What is vection?」
 
  視覚誘導性自己移動感覚(ベクション)について、概要を説明する。 歴史、これまでの研究のあらましをまとめた後で、著者自身による、 研究を数例紹介する。ベクションによる新しいVRコンテンツの提唱、 認知との関係、マルチモーダルとしてのベクション、現在取り組んで いる試み、について、紹介したい。
 
*阿部慶賀先生(岐阜聖徳学園大学): 「身体にかかる重みは見積もりをどのように歪めるのか?」

 人の知的な行動や判断は、イメージや計算などの狭い意味での 心的処理で成り立っているように思われがちだが、姿勢や動きなど の身体の働きも心的処理を左右している。姿勢の違いや体にかかる 負荷、疲労などが知覚に影響を及ぼすことについてはすでに多くの 研究の蓄積があり、近年では判断や印象評価などにも影響すること が知られている。たとえば、先行研究では距離を見積もり場合に、 重い荷物を持っている時の方が、軽い荷物を持っている場合に比べて 長く見積もられることが報告されている。
 本研究では、身体にかかる負荷として「重さ」に注目し、重さの感覚が 距離や傾斜の見積もりにどのような影響を与えるのかを検討する。人 の「重さ」の感覚は、もの大きさや持ち方など、さまざまな要因に左右さ れる。これらの重さの感じ方の違いと距離や傾斜の見積もりへの影響を 比較することで、重さの感覚が見積もりにどのような仕組みで影響を与えるのかを示すことができると考えられる。

2013年5月1日水曜日

JSAI2013

6/4(火)~7(金)に富山国際会議場他で開催される2013年度人工知能学会全国大会(第27回)のオーガナイズドセッション「OS-01 オノマトペの利活用:「オノマトペ」という視点から現象を読み解く-2」で発表をします。

清河幸子・加藤由梨子・小松孝徳・松香敏彦・植田一博 (2013). オノマトペによる動きの表現:他者への伝達性と記憶手がかりとしての有効性に関する検討

http://www.ai-gakkai.or.jp/conf/2013/

Iconicity: East meets West

5/3(金)~5(日)に立教大学で開催される the 9th International Symposium on Iconicity in Language and Literature で明治大学の小松孝徳さんとの共同研究を発表します(発表者は小松さんです)。

Komatsu, T. & Kiyokawa, S. (2013). Quantifying Japanese iconic expressions based on sound symbolism.

http://www2.rikkyo.ac.jp/web/iconicity/

2013年4月26日金曜日

2013年度メンバー紹介

2013年度の研究室メンバーと卒論題目(仮)は以下の通りです。

安藤貴史 自己観察が運動技能の獲得に及ぼす影響についての検討:修正点明確化の観点から

大橋のりみ 潜在的な目的の意識化が購買場面での意思決定に及ぼす影響

杉野かよ子 替え歌記憶法は有効か:符号化および忘却の観点からの検討

竹中彩美 運動系部活動における集団凝集性および部活満足度:
       異なる凝集傾向を持つ部員間の関係性に着目して

馬場良太 言語陰蔽効果の生起メカニズム:処理移行仮説に基づく検討

2013年4月25日木曜日

教育と学びの心理学

速水敏彦(編)「教育と学びの心理学‐基礎力のある教師になるために」の第8章「教室での学びの構成」を担当執筆しました。

清河幸子 (2013). 教室での学びの構成 速水敏彦(編) 教育と学びの心理学‐基礎力のある教師になるために 名古屋大学出版会 pp. 112-121.

http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0729-0.html

2013年4月10日水曜日

ご挨拶

研究室blogを始めることにしました。どうぞよろしくお願いします。